中学生A君の場合


中学2年生の時期

3学期頃から時々学校を休むようになりました。

A君は体が弱い体質なので お母様も体調が悪いからだと思っていました。

そして体調の悪い時は学校を休ませたのです・・・


この時はまさか自分の息子が不登校になるなんて思ってもみなかったようです。


中学3年生の時期

高校受験前の大事な時期に完全な不登校に・・・。

お母様も焦りとストレスが出始め、きつく叱ったり、
泣くA君を何度も無理やり登校させようとしました。


A君は自律神経失調症のような症状になり、朝は起きれなくなりました。

たぶん学校があるからでしょう。

お昼過ぎから段々元気になり、夜はいつも通りのA君です。

お母様がA君に

“学校がイヤなの・・・?”

と聞くと

・べつに何もない。
・しんどいだけ。

でも何度か繰り返し話をしていくうちに友達との事が原因という事がわかりました。

少し対人恐怖症にもなっていたようです。

・学校に行くと視線を感じる
・自分の悪口を言われているようで教室にいることが出来ない。
・学校が怖い。

これらの事がA君を苦しめているようです。

でもこれ以前にもA君の潜在意識の中にも
何か原因があったかも知れません。


たとえば、小学校低学年の時にあった  
ちょっとした“いじめ”とか・・・・



A君のお母様はいろいろなことを試んでみました。

近くの心療内科へ通ったり催眠療法を試したり。

さすがに催眠療法は実際には受けずに症状に応じたCDを作成してもらい、
A君は寝る前などに聞いていました。

症状が少し軽くなり、高校進学も脳裏にあるので2月の終わりから少しずつ学校
へ。

その間、早退したり、試験は保健室で受けていました。

学校を休んでいてもA君は家庭で一生懸命 勉強していたのです。

偉いですよね。

そしてなんとか無事に中学校を卒業。(一応、義務教育ですから卒業は出来ます)

高校進学にも実力で合格したのでした。

不登校で内申がほとんどないA君。

当日の入試で勝負したんですね。

環境が変わったお陰でA君は高校のクラブにも入り学校生活を楽しんでいます。

不登校になってお子様ご本人も悩みますが、ご両親もとても心を痛め悩みました。

その時に読んでいらっしゃった書籍をご紹介します。

この本を読んで心が楽になったようです。

「どうしてうちの子は不登校なんだろう。」

と思うお父さんお母さんに是非お薦めです。


江原啓之のスピリチュアル子育て―あなたは「子どもに選ばれて」親になりました

edit



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